姑獲鳥の夏

 姑獲鳥の夏という映画に阿部寛が出ると知って、原作の本を読んでみようかという気になった。原作の本の存在を知ったのは高校のころだから、読もうという気になるまでずいぶんかかったものだ。  まだ少ししか読んでいないのだけれども、「和漢三才図会」「本草綱目」という個人的に尊敬している本の名前が出てきたのでとてもよい本だと思った。ただ、話の本筋とは全く関係ないのが惜しかった。これが、話の主役になるような扱いを受けていたらシリーズ全巻買って読んでいたかもしれないのに。そして、いろんな人に勧めるのに。残念だ。  昨日読んでいた文章にネゴシエイトという言葉が出てきた。なんだ?と思って人に聞いたら、交渉するということだった。  その後、ネゴシエーター→交渉人→真下(名前忘れた)という思考回路になり、すごく映画が見たくなった。そんなわけで、これから映画館に行こうと思う。