免許の更新

 朝起きて、免許センターがどこにあるか確認。どうもに自転車で行くには遠すぎるようなのでバスで行くことに決める。バス時刻を確認。その結果、すぐにでも出発しないと午前の受付に間に合わないことが判明。あたふたと荷造りをして出発。  バスを乗り継いで1時間くらいかけて免許センターに到着。無事受付時間に間に合った。よかったよかったと一安心していると、重大なことに気がつく。肝心の免許を忘れてしまっていた。住所を証明するために住民票は用意しているのに、どうして免許を忘れたのだろう。 だめもとで、免許センターの人に 「免許がないとだめですか?」 と尋ねたが当然のことながらだめだった。  仕方がないので、部屋に戻る。  免許を持って再出発。  再度免許センターに到着したのは午後の受付が始まる1時間前。 無事に受付が終わって、講習を受ける。  ビデオみせられる。舞台のように大げさで、昼メロと火サスを足したような話のビデオと、出演者の口と声があっていなくて、いっこく堂のような人が出ているビデオと、笑福亭の人が出ているビデオを見た。どのビデオも突っ込みどころ満載で楽しめた。それより気になったのは講習をしてくれた人だった。  講習をしてくれる人は、とてもなまっていた。この地方の特徴として、語尾に「けん」がつく。さらに、なまりの強い人は  さ→しゃ  せ→しぇ  ぜ→じぇ  のように、サ行が上手に言えない。  その結果、左折車線は「しゃしぇつしゃしぇん」となり「安全」は「あんじぇん」となる。これが気になって気になって仕方がない。一言も聞き漏らさないような勢いで2時間を過ごす。結果、非常に疲れた。  たかが免許の更新でこんなに大変な思いをするとは思わなかった。次回、どこで免許の更新をするかわからないが、もう少しスムーズに行いたい。